Dell Venue 11 Pro / Latitude 11シリーズ用軽量カバーの制作
2017/05/05作成
前回買い換えたWindowsタブレットのSurface Pro 2は、性能を重視したために重量を度外視して選択したのですが、やはり手で持って使うには重すぎるため、代わりにVenue 11 Pro 7140を中古で購入しました。
この機種にも専用のカバーが存在するのですが、軽量でキーボードが無いタイプはほとんど出回っておらず、入手が困難でした。
そこで軽量さを追求し、カバー単体で50g以下を目標とした上で、純正品同様の方式で着脱可能な画面保護専用カバーを制作しました。
今回も前回のMicrosoft Surface用と同様の材料を用意しました。
材料はダイソーで購入したスチール針金（磁石で取り付けるため、アルミ、ステンレス、真鍮、銅などは不可）、EVAスポンジシート、PPシート、適当なビニールです。
上記の他に、接合に両面テープまたは接着剤、加工にカッターナイフを使用します。
作業手順は前回とほぼ同一のため割愛します。
寸法は前回と異なり、画面部分を横280mm縦176mmとし、四隅を半径10mmで丸めました。
また本体には取付用の長穴が設けられているため、必須ではありませんが、その形状に合うように針金を曲げました。
完成したカバーです。
重量は45gでしたので、本体と合わせて800gを切る軽さになりました。
本体下部の長穴に針金が入るように近づけると、本体内蔵の磁石で針金がくっつきます。
カバーを本体に取り付けた状態です。
使用時は針金を外さずに画面保護部分を下から本体背面に回します。
側面から見ると、前回のSurface Pro 2の方が分厚いため、相対的にカバーにやや厚みがあるように感じてしまうのですが、実際の厚さは同一ですので気にしないことにしました。
厚さは2mm強でカバーとしては若干薄いですが、上からタッチしても全く反応せず、問題ありません。
製作費500円程度、制作時間1時間程度でした。
今回はVenue 11 Pro 7140を対象にしましたが、磁石内蔵の機種であれば基本的にどのような機種でも制作可能であり、市販のカバーより軽量に仕上がるため、カバーが必要かつ軽さを求める方はお試しください。
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