Windows Vista以降のWDDMというデバイスドライバの機能により、一方のグラフィックスに接続されたディスプレイに他方のグラフィックスの処理の結果を表示する際に速度の低下が抑えられ、増設したグラフィックスに処理させてノートパソコンにゲーム画面を転送して表示することが現実的になってきました。
ただし画面を転送するとバスの帯域を圧迫し、全体的に性能が下がるので、外部のディスプレイが用意できる場合はそちらを利用することをお勧めします。
実際にいくつかのベンチマークを行ってみました。
Final Fantasy XIVではより一般的なゲームでの性能を測ることができますが、ExpressCardのデータ転送速度の低さや、増設側からの画面の転送による帯域の圧迫にもかかわらず、増設側で約2倍のスコアが得られました。
Final Fantasy XIVではウィンドウを移動すれば増設側で処理した画面をノートパソコン側に表示できます。