エアダスターによるガスハイドレートもどきの作成
2011/11/10作成
いきなり電子機器と関係ない内容でごめんなさい。
ハイドレートとは日本語では包接水和物であり、ガスが溶けた氷のことですが、詳細は適宜Wikipediaなどを参照してください。
はじめに、代替フロンを使用しているエアダスターの多くは、噴射時に缶を傾けたり逆さにすると、液化ガスが出ます。
最近では環境保護のために代替フロンではなく、より温室効果の低い炭酸ガスなどを使用したタイプが流通していますが、このタイプの製品では今回の実験を行うことが出来ません。
今回はエアダスターは代替フロンのHFC-152aが充填されたものを使用しました。
家電量販店やホームセンターで1本数百円で入手できますが、上で述べたように環境保護のためか、ここ数年は少々入手が難しくなっているようです。
溶媒として、水だとシャーベット感が出なかったので、除菌アルコール(エタノール60%程度、水40%程度)を使用しました。
適当な容器(エアダスターのキャップ)に除菌アルコールを少量(2ml程度)取ります。
エアダスターの缶を逆さにして噴出し、除菌アルコールが凍るまで吹きかけます。
噴射後数秒で凍ります。
凍って容器に張り付いていますが、簡単に取り出すことが出来ます。
取り出すと、下に敷いた紙の熱で溶け始め、同時にガスが出てきました。
メタンハイドレートのように、ここにライターなどで着火することも可能ですが、撮影することも考えると危険ですので今回は行っていません。
全て溶けると除菌アルコールだけが残ります。
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